引越し荷物一時預かりの選び方
引越しの荷物を一時預かりサービスは、引越し業者が「建て替え」や「リフォーム」での引越しを前提にしていることが多いです。
例えば、サカイ引越センターでは、「建て替えコース」というサービスがあって、家を建て替えやリフォームでの引越しの際に、仮住まいで使わない荷物を長期間預かるサービスを提供しています。
こんな感じで。
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出典:https://www.hikkoshi-sakai.co.jp/plan/tatekae.html
仮住まいで使う荷物は転居先に運び、使わない荷物や入り切らない荷物はサカイ引越センターが預かるという流れになります。
料金について
引越しの一時預かりの料金ですが、見積もりが必要です。
サカイ引越センターに頼むにしても、引越しの料金それ自体を安くするためにも、相見積もりをするのがおすすめです。
注意点としては、荷物の保管までできる引越し業者は少ないです。
そこで、リクルートの「SUUMO」という引越し見積もりで探すのがおすすめです。
「SUUMO」なら、見積もりする引越し業者を選べますし、メールアドレスの入力だけで見積もり依頼ができます。
見積もりの画面の途中で、「その他のご要望」という備考欄に「引越しの荷物を一時預かりを希望」と書いておけばいいでしょう。
他の一括見積もりを使うと、荷物の一時預かりができない業者からも電話が来てしまう可能性があるので、「SUUMO」を使うのがおすすめですよ!
サカイ引越センターも参加しているので相見積もりも簡単です。
一時預かりの保管料を安くしたいなら?
「引越し業者で見積もりをとってみたけれど、保管料が高い」と感じる場合は、「モノオク」という最近流行り始めた、空きスペースのシェアリングサービスを使ってみるのもおすすめです。個人が副収入目的でスペースを貸しているので料金が安いです。
個人間でのやり取りが必要にはなりますが、お金のやり取りは「モノオク」が間に入りますから安心です。
ユーザー登録(無料)すると、荷物を預けられる場所や利用料金を検索できます。とりあえず、引越し業者の保管料と比較してみるといいですね。
「安くても個人に預けるのは不安・・・」ということなら、トランクルームやコンテナを短期契約するという手もあります。
どこに預けるのがいいか、メリットとデメリットをまとめてみました
引越し業者、「モノオク」、トランクルーム・コンテナと、3つの荷物の預け先をご提案しましたが、ここで改めて、それぞれのメリットとデメリットをお伝えしていきますね。
引越し業者に預けるメリット
- 引越しから荷物の保管までひとつの業者で完了する
引越し業者に荷物を預けるメリットはこれに尽きるでしょう。
荷物の保管についても、企業が提供するサービスになりますから安心感がありますよね。
引越し業者に預けるデメリット
- 荷物の出し入れが自由にできない場合が多い
引越し業者に荷物を預ける場合は、荷物の出し入れが自由にできないことがほとんどです。ですから、契約前によく確認する必要があります。荷物の出し入れはできるけれど、その都度料金が必要というところもあるようです。
季節をまたいだ家の建て替えなので、衣類の出し入れをしたいというようなご希望がある場合は、「モノオク」で保管場所を探したり、荷物の出し入れが自由なトランクルームやコンテナを検討するといいでしょう。
モノオクを使うメリット
- 申し込みや細かい契約手続きが不要
- 料金が安い
- 交渉ができる (荷物の出し入れ・あと少し延長して欲しいなど)
「モノオク」のメリットは、とにかく手軽なことでしょう。
引越し業者やトランクルームでは必ず必要になる申込書や内覧などの手続きが不要です。必要なのはメッセージのやり取りと荷物の写真のやり取りだけです。
見積もりを気軽に依頼できるのも便利です。
実際にやり取りしてみて、納得できたら取引が成立、納得できなればそこまでと利用方法はとってもシンプルです。
料金の支払いは「モノオク」で行います。また、荷物には最大10万円までの補償があります。
基本的には個人間でのやり取りにはなりますが、間に「モノオク」というサービスが介在するので安心して使えます。
モノオクを使うデメリット
- 保管場所の設備に納得しておく必要あり
「モノオク」は、空きスペースがある個人に荷物を預けるので、企業が行うような温度管理・湿度管理まではできないと思っておいたほうが無難です。
とはいえ、荷物を預かってくれる人(ホスト)のプロフィールも荷物を保管する場所も公開されているので、好みにあったところを選べば問題ないでしょう。
近くに預けられる場所があるかはすぐに検索できますよ。
トランクルームを使うメリット
- セキュリティや温度管理・湿度管理がされている
- 荷物の出し入れが自由
トランクルームは、室内型と屋外型(多くはコンテナ)がありますが、一般的に室内型のトランクルームなら温度管理や湿度管理がされています。
また、バイクを置きたい、自転車を置きたいなど、用途によって選び分けることもできる点も便利でしょう。荷物の出し入れが自由にできるのも便利です。
トランクルームを使うデメリット
- 申込書や内覧などの手続きが必要
- 最低◯ヶ月などのしばりがある場合がある
トランクルームを契約するには、申込書や内覧などの手続きが必要です。そのため、ちょっと気楽に預けるという感じにはいかないと思います。
引越しの荷物を一時的に預けるにしても、長期できちんと契約の方に向いているかもしれませんね。
新居が見つかるまで数日間だけ荷物を預けたい場合は?
荷物の一時預かりを利用したい人の中には、「賃貸契約が切れてしまうけれども、新居がまだ決まらない」というようなケースがあるかもしれません。
一人暮らしの方には、よくあることかもしれませんよね?
こんな場合ですが、残念ですが、引越し先が決まっていない荷物を引越し業者は預かってはくれません。通常は、トランクルームや倉庫を個人で借りてそちらに荷物を運び込むことになります。
トランクルームや倉庫も、最低1ヶ月とかの期間のしばりがあることがほとんどです。数日で新居が決まってしまったら、もったいないですね^^;
「モノオク」なら、融通が効く人を探して保管スペースを貸してもらえばいいわけです。
個人間取引というのに不安がある人もいるかもですが、個人との取引だからこそ便利なところもあるのですよね。
まとめ
このページでは、引越しの一括見積もりで荷物の一時預かりをしてくれる引越し業者の選ぶ方法と、「モノオク」という荷物を預かってくれる空きスペースのシェアリングサービスをご紹介しました。また、状況によっては、トランクルームやコンテンナを利用するのもいいでしょう。
いずれにしても、料金を安く済ませたいなら、荷物を運んでくれる引越し料金は安いに越したことはありません。